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第32回定期ミーティングを開催(2005.8.3)


新メンバーに Wealth Fair Investment Ltd.社、RRT経過報告、欧州Levyアップデート、ソニックソリューション社ライティングソフト新製 品・NECエレクトロニクス社DVDレコーダー用LSIシステム新製品紹介など    

8月3日、第32回定期ミーティングがパイオニア(株)目黒本社にて開催されました。今回から香港のメディアメーカーであるWealth Fair Investment Ltd.社 / Wing Li Groupが新たに加わり、全68企業の参加メンバーとなりました。

はじめに相澤代表による挨拶が行われ、今年の夏も活況を呈するDVD市場に期待しつつ、特に昨今のDVDカムコーダー市場の伸びに着目し、DVDカムコーダーの成長について「最近の商品は低ビットレートでの 記録時にも高画質を実現していることに注目したいと思います。DVDの使い勝手の良さが好評で、DVDカムコーダーは新しいアプリケーションとして今後大きく成長する商材であると感じています」と市場に期待するコメントを述べました。また、DVDカムコーダーの市場においてもDVD-RW/DVD-Rメディアが大きなシェアを獲得している点にも触れ、益々の発展を期待したいと語りました。

代表の挨拶につづいて、同日RWPPIのハード・メディア合同分科会において議論された、DVD-RWの規格Ver1.1ディスクに関する継続的な供給を取り巻く課題について、事務局から報告が行われました。 現在、DVD-RWメディアの進化に伴い、各ハード、メディアメーカーともに規格「Ver1.2」に準拠した記録メディアへの対応が進められていますが、一方では規格「Ver1.1」準拠のDVD-RWディスクのみに対応するレコーダーが、世界中ですでに400万台以上出荷されているという。このような環境の中でユーザーから「ディスクが入手できない」という声も寄せられており、RWPPIとしては今回、 メディアメーカーや販売店に向けてVer1.1のディスクを今後も継続して製造、および販売できるようリクエストしていくとともに、RWPPIからも情報提供を行っていくことが取り決められました。

引き続きパイオニア(株)の青木氏より、欧州における記録メディアに対する著作権「Levy」の動向報告、並びにRWPPIが主催するラウンドロビンテストのチェアマンであるパイオニア(株)の内海氏から最新のテスト経過報告が行われました。

パイオニア(株) 青木 氏
パイオニア(株) 内海 氏

青木氏からは欧州のLevyの、ここ1年間における欧州全体の課金料率の変化と傾向が報告されました。内海氏からはラウンドロビンテストについて、主に「Test A1レポート」の成果報告と、今期の課題として新たに取り組まれる「Stage 5」のテストプランが紹介されました。
「Test A1」のレポートについては6月のラウンドロビンテストの全体会議においても報告されている通り、通常のワーキンググループの枠を超えた取り組みによって、「DVD-RWの4倍速・6倍速メディアの互換性検証」に関する充実した検証データを獲得することができ、また「Stage 5」についても今後のロードマップが内海氏により示され「9月から10月にテストを実施し年内に完成、来年最初の定期ミーティングにて成果報告を行いたい」と報告されました。

      

続いて、RWPPI事務局より、9月6日にトルコ・イスタンブールでの開催が迫る「CeBIT Bilisim Eurasia 2005」の出展計画が発表されました。RWPPIとして初めて参加する本イベントにて、現地来場者の方々に強いインパクトをもたらすため、   DVD-RW/DVD-Rの「高い利便性、優れた信頼性と互換性という基本コンセプト」を強く訴求することを目的としています。
また、RWPPIの事務局からRWPPIのホームページに関連した報告も行われ、9月1日のスタートを目標に中国語のコンテンツを発信する計画が発表されました。

次にRWPPIに参加するメーカーからの新製品紹介が行われました。
はじめに、NECエレクトロニクス(株)より民谷氏が登壇し、同社が発表した最新のDVDレコーダー用LSIシステムが紹介されました。今回同社からはDVDレコーダーの「高級機」「普及機」それぞれの開発に先進的なソリューションを提供するデバイスが    2製品7月にリリースされ、高級機向けとされる「EMMA2RH」では、ハイビジョンデジタル・アナログ放送3番組同時録画を実現した点が大きなポイントであり、一方、普及機向けの「EMMA2R-FE」では、DVDドライブ駆動機能とバックエンド機能を融合させたことにより、部品点数、基盤面積を従来の60%に削減することが可能になると紹介がありました。 民谷氏は、NECエレクトロニクス社の独自技術が完成させた本製品を採用していただくことにより、利用していただく各メーカーにはアプリケーションの開発効率を高めることが可能になると強調されました。

NECエレクトロニクス(株) 民谷 氏

ソニック・ソルーションズ(株)からは山田氏が登壇し、「ロキシオ」と「ソニック」が初めて開発段階からコラボレートし完成させたDVD/CDライティングアプリケーションソフト新製品の特徴がデモを交えて紹介されました。製品の特徴としては、「オール・イン・ワン」をコンセプトとした充実したアプリケーションメニュー、 DVD-R DLメディアへの対応と優れた操作性を誇るユーザーインターフェイスが挙げられると紹介し、また山田氏はこの新製品によって、「ソニック・ソリューソンズとして、国内におけるライティングソフトのさらに大きなシェアを獲得したい」と抱負を力強く語りました。

ソニック・ソルーションズ(株) 山田 氏

続いて野村證券(株)金融経済研究所 経済調査部にてシニアエコノミストとして活躍する木内登英氏により「"人民元の切り上げと日本経済動向"〜ポスト・デフレの個人消費〜」と題した特別講演が行われました。
木内氏は講演の中で、昨今の世界経済におけるキー・トピックスとなる「中国・人民元の切り上げ」を軸に、中国、米国の経済動向と結びつけながら日本経済の足下の状況や、労働市場の状況について見通しを独自の切り口で解説されました。
今後日本の経済状況がデフレからポスト・デフレへ変革の時期を迎えるだろうとする木内氏は、その過程において消費人口の核がより若い世代層に移り変わるだろうと予見し、同時に今後日本の景気の牽引役として「個人消費」が伸びてくると指摘しながら、 これに伴う「売れ筋商品」の変化についてもデータとともに説明した。木内氏は、この消費動向の変化はデジタル家電・オーディオ分野の伸びに大きく影響するとしながら、業界各社の事業活動をマクロな視点から分析されました。本定例会議の締め括りとなった 木下氏の特別講演には来場者の関心も高く、終了時に大きな拍手が贈られ、無事定期ミーティングは終了しました。

野村證券(株)金融経済研究所 経済調査部
木内 登英 氏



参考資料:音元出版 Phile-web編集部ご提供
Phile-webニュース
【今夏はDVDカムコーダーも好調:RWPPIが第32回目の定例会議を開催】

http://www.phileweb.com/news/d-av/200508/04/13419.html




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